2020.04.24 業務実績
湘南国際マラソン
湘南国際マラソン
【業務実績】
2009年第4回大会~2019年第14回大会 計11開催を担当
【事業概要】
神奈川県大磯町をスタート・ゴールとし、藤沢市江の島入口を折り返しとするコースのマラソンイベントで、日本の一般市民参加型フルマラソンでは歴史が深く、2020年大会で第15回を迎える。
【参加者数】
約25,000人(2019年エントリー数実績)
【主催者】
湘南国際マラソン実行委員会
【事務局】
株式会社ランナーズ・ウェルネス
【開催日時】
12月1日(2019年実績) *第10回以降、12月に開催
【開催場所】
(会場)大磯プリンスホテル
ピースフルの業務範囲
○救護体制構築に伴うコーディネート業務
・救護体制の設計提案
・器材・備品配備計画の提案
・救護マニュアル作成補助
・医療救護委員会への出席(年間4~5回)
○救護ボランティアの管理
・事前説明会での業務説明
・当日のボランティア管理補助
○物品・資機材提供
各救護所、コース上救護スタッフのAED等の
物品提供・管理
○有資格者救護スタッフの派遣
救急救命士、看護師等の有資格者を
救護スタッフとして派遣
○コーディネーター業務
・救護本部情報統括
・各救護所・コース上の人員、物品、情報の管理
・有事の通信・情報担当
・公的機関、他セクションスタッフとの連携
湘南国際マラソン
弊社では第4回大会より救護体制構築に関わらせていただいているイベントで、弊社のイベント救護業務の礎を築かせてもらいました。
今でもマラソンをはじめとしたロードレース救護体制構築において様々な角度から参考にしています。
体制の特徴としては、250名を超える救護ボランティア(BLS隊)が定点でコース上に立ちコース監視を行い、傷病者が発生した際にはいち早く駆けつける体制をとっています。救護ボランティアを統率する形で、救急救命士等の有資格者を配置し傷病者対応は中心的立場で現場活動を行っています。
AEDも約50台をコース上に配置し、傷病者発生から3分以内にはAEDの使用が可能な体制をとっています。
また、救護所の人員・物品・情報の管理役として、コーディネーターという役割のスタッフを初めて配置したのもこの大会です。
コーディネーターには、救急救命士等の医療資格者のほか、湘南海岸等の海水浴場で長く活動し現場力のあるライフセーバーを起用し、医師・看護師・本部・コース上救護スタッフの繋ぎ役を担っています。
もう1つ本大会の救護体制において誇れるのが、東海大学病院高度救命救急センターを中心とした湘南メディカルコントロールのチームで二宮町から藤沢市までコース一帯をカバーしており、各医療機関と消防本部に協力を頂き連携をとれているということです。
今後も、大型マラソン業界の先導役として、湘南国際マラソンは重要な役割を担っていくと思います。救護体制においても、常に他大会の目標となるよう進化を続けていきたいと思います。